滑舌が悪い原因

滑舌が悪い原因

滑舌が悪い原因について

滑舌が悪い原因は、以下のような理由が考えられます。

 

滑舌が悪い原因

(1)唇や舌の動きが少ない

表情筋や口唇筋(口の周りの筋肉)が弱くなると、唇を使う音をしっかりと発音できなくなります。特にパ行やマ行は唇を使わなければ区別しにくい音です。

 

滑舌と唇

 

舌の筋肉が衰えている場合は、舌足らずな話し方になってしまったり、鼻声のような声になってしまうこともあります。このような症状を低位舌と呼びます。

 

加えて、舌の筋肉が衰えると舌をうまく動かせなくなるため、食事中に舌を噛みやすくなる・睡眠時無呼吸症になりやすくなるといった問題も発生しやすくなります。

 

(2)舌の形に問題がある

舌の裏側にある舌小帯が舌の動きを制限している場合や、肥満によって舌が分厚くなっている場合も、滑舌を悪くする原因になります。

 

子供の頃から滑舌の悪さに頭を悩ませている人は、一度、自分の舌小帯をチェックしてみましょう。舌小帯は舌の裏側にある筋のことです。この筋と舌の癒着面積が広いと、舌をうまく動かすことができません。舌の筋肉が衰えている時と同じく、舌足らずな喋り方になってしまうのが特徴です。

 

舌が分厚い人は、滑舌が悪くなった時期と体型が変わり始めた時期が同じであるかどうかを検証してみましょう。あまり知られていないことですが、舌も体と同じように太ります。

 

太った舌は口の中でうまく動かすことができません。言葉を噛む回数も増える傾向があります。

 

(3)歯並びが悪い・虫歯がある

歯並びも滑舌を悪くする原因のひとつです。

 

歯の噛み合わせが悪くなると、中途半端に息が漏れてしまい、発音が不透明になります。

 

また、長期間に渡って、歯の異常を放置していると、顎の動きに支障をきたすことも多く、これも滑舌の悪さに繋がります。

 

滑舌と歯並び・矯正の影響

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