滑舌は生まれつきのものか

滑舌は生まれつきのものか

滑舌は生まれつきのものか

誰でも小さい頃はうまく喋れず、舌足らずになったり、言い間違えたりするものです。日を追うごとに、聞いて話す経験を積んでだんだんと普通に話せるようになっていきます。ですが、なかにはいつまで経っても舌足らずな子や、話すのが苦手な子もいるでしょう。その子達は生まれつき滑舌が悪いからなのでしょうか。

 

今回は滑舌が生まれつきのものかどうかをご説明します。

 

生まれもったものと滑舌

(1) 滑舌が悪くなる原因

誰しも、顎の形や舌のサイズなどは違いますし、生まれてきた体を取り換えることはできません。正しい発音をするうえで不利な条件を持って生まれてくることもあります。

 

滑舌が悪くなる原因になりうるのは、顎の大きさ、舌の大きさ、長さ、厚さなどです。顎が小さいと歯並びが悪くなり、舌の大きさとも比率が合わなくなって、発音をする時の邪魔になります。舌が長いと前歯に当たってしまいやすくなり、出っ歯になるなどによってきれいな発音がしにくくなります。

 

これらの条件は何も意識せず発音した時に問題が出てくることなので、滑舌の練習をして口や舌の動かし方を学べば、きれいな発音ができるようになります。

 

(2) 自分の口の中を調べる

滑舌が悪いと思っている人は、まず自分の口の中の何が原因で滑舌が悪くなっているのかを把握しましょう。歯並びが悪いのか、舌が長いのか、舌や顔の筋肉が弱いのか、人それぞれです。それから、自分に合った練習方法に取り組んでいきます。

 

歯並びがきれいだったり、顎がシャープだったり、見た目もきれいで滑舌もいいという人もいますが、見た目だけよくて滑舌はそうでもないという人もいます。逆に、滑舌がいいと見た目も爽やかに見えるということもあります。生まれつきのことが原因で滑舌が悪いとお悩みでしたら、それを補う発音練習をして、美しい滑舌を手に入れましょう。

 

生まれつきだけで判断してはいけません

滑舌は訓練によってどうにでもなるものです。顎の形や舌のサイズなどが生まれつき滑舌に不利という場合もあります。自分の弱点を知り、それを直すことに重点を置いた練習をして、いい滑舌ができるようになりましょう。

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