滑舌が悪いアナウンサー

滑舌が悪いアナウンサー

滑舌が悪いアナウンサー

アナウンサーは報道番組で原稿を正確に読んで視聴者に情報を伝える職業です。それなりの訓練を積んでいて、滑舌がよくて当然のはずです。しかし、女子アナとなると、「声が汚い」だとか「滑舌が悪い」と言われているのが現状です。

 

今回は、滑舌が悪い女子アナについてご説明します。

 

女子アナという仕事

(1) 女子アナとアナウンサー

女子アナというと、お天気お姉さんなどがすぐに浮かんできますね。他にもバラエティー番組に司会で出演したり、タレントと同じ立ち位置で出演したりもします。ニュースで原稿を読んでいることよりも、別の場面で見かけることの方が多いかもしれません。

 

もちろん、ニュースに出て手堅くしっかり原稿を読んで伝えることを信条とした女性のアナウンサーもいます。それでも、一般的には女性のアナウンサーのイメージは「女子アナ」に集約されて、「女子アナは滑舌が悪く、とても聞いてられない」という意見の方が目立ってしまっています。

 

女子アナもアナウンサーとして採用されて、滑舌の訓練も受けているはずなのに、こうした状況になってしまっているのはどうしてなのでしょうか。

 

(2) 女子アナが悪いわけではない

朝、早起きしてテレビをつけた時、女子アナのお天気お姉さんが元気に今日の天気を伝えてくれるのと、気象予報士の男性が淡々と気圧配置や降雨確率を説明してくれるのとでは、どちらの方がすっきり起きられるでしょうか。

 

寝起きに難しい単語を並べられるよりは、今日は傘が必要なのか、上着を一枚持って出かけた方がいいのか、明るい口調で簡単に言われた方が、気分がいいですよね。

 

明るくてかわいらしい女性が女子アナに選ばれるのは、端的に言えば需要があるからです。滑舌が悪くてもファンが増えれば起用されるのはタレントや俳優と同じなのです。

 

女性の職業としてのアナウンサー

アナウンサーの仕事は情報を正確に読んで伝えることです。そういう仕事をしている女性のアナウンサーもいます。アナウンサーなのに滑舌が悪かったり、声が聞きとりにくかったりし、しかも女子アナにその傾向が強いと、女子アナのイメージは悪くなってしまいます。

 

今度からは滑舌がいい女子アナを探すようにしてみてください。そうすれば「女子アナは滑舌が悪い」というイメージもなくなっていきますよ。

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