滑舌が悪い芸人

滑舌が悪い芸人

滑舌が悪い芸人

芸能人は本来、人に物事を伝えることが仕事ですから、滑舌がよいはずです。養成所や事務所で滑舌のレッスンを受けているのが一般的でしょう。ですが、中には滑舌が悪い芸能人もいます。それどころか、滑舌が悪いことを売りにしている芸能人もいます。

 

今回は滑舌が悪いことを売りにしている芸能人についてです。

 

滑舌が悪い芸人

(1) 諸見里大介さん(吉本新喜劇)

お笑いコンビのハムのツッコミ役として知られている諸見里大介さんは、滑舌の悪さをネタの中心に据えることで笑いに変えていました。ネタの内容は、ボケの川見直通さんが諸見里さんのツッコミを聞き取れず、間違った通訳をしてまたツッコまれるが、ネタが終わるまでツッコミは間違った通訳をされ続けるというものでした。

 

諸見里さんの滑舌はさ行がしゃ行になってしまうのが特徴でした。ギリギリ聞き取れるか聞き取れないかの諸見里さんの発言に川見さんが全く違う通訳をするのが面白いところでした。これが、全く聞き取れない滑舌だったとしたら、笑いには繋がらなかったでしょう。

 

(2) 小宮浩信さん(三四郎)

三四郎の小宮浩信さんは最近テレビへの出演が多くなり、注目されています。滑舌が悪いことでも有名ですが、独特のトークや先輩芸人へのタメ口なども印象に残る要因になっています。

 

小宮さんの滑舌の悪さの原因は前歯が欠けていることだと考えられます。小宮さんの発音が舌足らずに聞こえるのは、前歯が真っ直ぐ生えていないため、吐き出される息がしっかりと歯に当たらず抜けていってしまうからです。

 

しかし、その滑舌の悪さにもかかわらず、果敢に挑んでいくスタイルが人を惹きつけています。

 

滑舌の悪さをネタにする

滑舌が悪いと、ネタが聞き取れなかったり、肝心なところで噛んでしまうなどの問題が起こります。ですが、芸人においてはそれをネタに変えることができます。その例が諸見里さんや小宮さんです。

 

ですが、あまりウケがいいからといって、滑舌が悪いことを売りにする芸人が増えてしまうのは考え物でしょう。

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