滑舌が悪いプロレスラー

滑舌が悪いプロレスラー

滑舌が悪いプロレスラー

テレビなどでよく見る滑舌が悪い人の代表の一つにプロレスラーが挙げられます。プロレスラーの人は、滑舌が悪い芸人のように滑舌の悪さを意図してネタにしているわけでもないのに、滑舌の悪さをいじられています。

 

今回は、滑舌が悪いプロレスラーについてご説明します。

 

プロレスラーと滑舌

(1) プロレスラーにとって大事なこと

プロレスラーの仕事はプロレスをすることです。きれいな発音で言葉を伝える必要はありません。リングに立ってマイクパフォーマンスをすることがあっても、熱気や闘志さえ伝われば何と言ったかは関係ありません。勢いよく声を張って場を盛り上げることが目的なので、もし、プロレスラーが発音に気を使って丁寧に話し始めたら、変な空気になってしまいます。

 

大歓声の中で試合をするための景気づけや、相手の選手を煽るためにマイクパフォーマンスはあります。滑舌などおかまいなしに、自分が出せる最大の闘争心を声に乗せることがプロレスラーにとって大事なことなのです。

 

(2) プロレスをすると滑舌が悪くなる?

プロレスラーは格闘技の選手ですので、当然、怪我をします。腕や足なら骨折や打撲で済むかもしれませんが、顔を怪我するとその後の生活へ支障が出る可能性が上がります。滑舌が悪くなることもその一つです。

 

たとえば、試合中に顔面を強打され、前歯が折れたとします。すると、発音しようと息を吐き出した時に、空気が抜けていってしまいますので、曖昧な発音になってしまいます。試合で顎関節が外れて口が開かなくなることもあるでしょう。

 

プロレスラーは怪我をすることも承知でプロレスをしますし、滑舌が悪くなることを気にしてもいません。ですから、怪我で滑舌が悪くなったとしても、直すどころか、怪我をももろともしない闘志を見せつけようとします。それでずっと滑舌が悪いままになってしまうのです。

 

プロレスラーは滑舌が悪くてもいい職業

プロレスラーはいい試合をすることが全てです。怪我も滑舌も関係ありません。ですが、滑舌が悪いことが面白いとされて、テレビなら聞き取れない分はテロップで補うこともできますのでテレビ番組に出演することもあります。プロレスラーはテレビの出演者としては異例のパターンなのです。

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