滑舌の研究はどこまで進んでいるのか

滑舌の研究はどこまで進んでいるのか

滑舌の研究はどこまで進んでいるのか

これまで、滑舌が悪くなる原因や、滑舌を検査する方法などを説明してきました。それでは、滑舌をよくする方法はどうやって編み出されてきたのでしょうか。

 

今回は、滑舌の研究について説明していきます。

 

滑舌の研究

(1) 日本語の正しい発音

日本語の五十音には正しい発音があります。今回はそれを一つ一つ見ていきましょう。日本語は母音と子音の組合せによって発音をします。ですので、正しい発音をする場合も、母音の方向から見ていく場合と子音の方向から見ていく場合とあります。

 

まずは「あいうえお」からなる母音の発音です。「あ」は顎を下げて、口を縦に大きく開いて発音します。「い」は唇を横に引っ張って発音します。「う」は唇をすぼめて発音します。「え」は唇を横に引っ張りながら口を軽く開けて発音します。「お」は「う」よりも口を大きく開けて唇を軽くすぼめます。

 

次に子音の発音です。

 

か行は息を口蓋に軽く当てて発音します。さ行は舌先を口蓋の、前歯の付け根辺りに近づけて、その隙間から息を吐き出して発音します。た行はさ行と異なり、舌先をつけて勢いよく離しながら息を吐き出して発音します。な行はた行と異なり、舌先をゆっくりと離しながら発音します。は行は唇に風が軽く当たるように息を吐き出すことで発音します。

 

ま行は唇を閉じて、開いた時に声を出して発音します。や行は軽く口を閉じた状態から少し脱力することで発音します。ら行は舌を丸めて戻した時に声を出して発音します。わ行は唇をすぼめて自然な開き具合に脱力しながら戻す時に声を出して発音します。

 

以上が日本語の正しい発音です。かなり簡単に説明しましたが、これらのことを少し意識するだけでも日常的に会話がスムーズになっていきます。

 

滑舌をよくするには

滑舌をよくするには、日頃からの意識が大切です。口がちゃんと開いているか、舌が上手に使えているか、など時々気にしてみるようにしましょう。

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