舌が長いのは滑舌に影響するか

舌が長いのは滑舌に影響するか

舌が長いのは滑舌に影響するか

舌が長いと滑舌が悪くなる、と言われていますが、実際のところ、舌の長さと滑舌は関係があるのでしょうか?

 

今回は、舌の長さと滑舌の関係を、明らかにしていきます。

 

舌の長さと滑舌の関係

(1)舌が長いと滑舌が悪くなるのか

結論から言うと、「舌が長い=滑舌が悪い」というのは誤りです。

 

現在、ギネス記録では9.75センチの長い舌を持つ人が確認されていますが、これほどの長さでない限り、滑舌に問題が起きることはないでしょう。

 

鼻の頭に舌がつくくらいの長さであれば、早口言葉や発音のトレーニングによって滑舌を良くすることができます。

 

ただし、生まれつき舌が長いのではなく、年を重ねるごとに舌が長くなってしまった人は、別のトレーニングによって舌を鍛えることから始める必要があります。

 

(2)舌が伸びている状態

年を重ねるごとに滑舌が悪くなっている人は、知らず知らずのうちに舌が伸びている可能性があります。ただし、舌が成長したという意味ではありません。

 

これは舌の筋肉が弱まっているために、舌を収縮させることができず、常に長く大きく見えてしまう状態です。

 

この状態で滑舌が悪くなる原因は、舌が長いことではありません。舌を動かすための筋肉が衰えているために、滑舌が悪くなったと考えるべきでしょう。

 

滑舌をよくするためには、舌の筋肉を鍛える必要があります。

 

舌は短いほうが滑舌が悪い?

舌が長い人よりも舌が短い人のほうが、滑舌が悪い傾向があります。

 

舌が短いと、舌の裏にある舌小帯というスジとの接着面が、舌の面積に対して大きくなります。このことから、舌の稼動域が狭まってしまい、滑舌が悪くなる可能性が高まります。

 

舌小帯短縮症のもっとも良い改善方法は、外科手術です。舌小帯を切除して、舌の稼動域を広くすることが滑舌の改善に繋がります。

 

滑舌矯正(改善)手術

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