滑舌と舌の使い方

滑舌と舌の使い方について

滑舌をよくするためには、舌の使い方が重要です。

どれだけ早口言葉を練習しても、舌の使い方が間違っていたら、きれいな発音を行うことはできません。

今回は滑舌と舌の使い方について、説明していきます。

美しい滑舌をマスターするためには、舌の使い方が重要になります。

まずは正しい舌の位置を覚えておきましょう。

口の中には「スポット」と呼ばれる場所があり、喋っていない時の舌はスポットに舌先が触れていることが大切とされています。

スポットの位置は、前歯の裏側の緩くカーブしている部分です。前歯に触れないように注意してください。

正しい滑舌は、それぞれの発音に合った舌の使い方を行なうことで身につけることができます。

特に滑舌が悪くなりやすい「サ行」や「ラ行」は、舌の使い方を誤っている場合が多いのです。

舌の使い方は遺伝や体質ではないため、努力で改善することができます。

早口言葉などを練習する場合は、正しい舌の使い方を学んでから、トレーニングを行なったほうが効率的に滑舌をよくすることができるでしょう。

滑舌をよくするためには、舌を柔らかく使うことが大切です。

舌の筋肉を鍛えることで滑舌をよくするトレーニング方法もありますが、これは舌に力をこめるという意味ではありません。

滑舌がいい人は、舌をしっかりと動かして喋っているのです。

舌を動かして喋るためには、まずゆっくり大きな声で丁寧に発音していきましょう。

滑舌練習のために早口言葉ばかりを練習する人もいますが、これは正しい練習方法ではありません。早く喋ること＝滑舌が良いではないのです。

一音一音がはっきりと聞き取れるように、舌を柔らかく使って発音していきましょう。