滑舌を改善する練習法について
滑舌はトレーニングによって改善することができます。子供の頃から滑舌が悪かったからといって、一生滑舌が悪いままだとは限りません。日常生活の中に、ほんの少し、トレーニングを取り入れるだけで劇的に滑舌が良くなることもあります。
今回は、手術や特殊な器具を使わずに、滑舌を良くする練習法を取り上げていきます。
滑舌を良くする練習法
(1)舌や唇を大きく使う
口をほとんど開けずに喋っていると、徐々に滑舌が悪くなってしまいます。
これは舌や唇の周りの筋肉があまり使われず、衰えてしまうためです。
口を開けずに喋ると、音がこもってしまって、聞き取りづらくなるということも考えられます。
「口を大きく開けること」と「舌を動かすこと」を意識して話すように心がけましょう。
(2)「パ」「タ」「カ」の練習法
「パ」「タ」「カ」という文字は、それぞれ唇や舌の筋肉を動かさなければ、きれいに発音ができない音です。
「パ」は唇の筋肉を素早く大きく動かす必要があります。
「タ」は舌を前に出す音です。舌の筋肉を鍛えることができます。
「カ」は舌を口の奥に引っ込める音です。これも舌の筋肉を鍛える効果があります。
滑舌は、舌や唇の筋肉の衰えによって悪くなっていきます。
それぞれ5回ずつを1セットにして、トレーニングを行ないましょう。
(3)呼吸法を身につける
呼吸も滑舌に深く関わっています。正しく呼吸を行なわなければ、声帯をうまく振るわせることができず、不完全な発音となってしまうのです。
バランスのよい呼吸を行なうポイントは、息を吐く:吸うの割合を2:1にすることです。
酸素を取り入れる量ではなく、時間の割合が2:1となります。
鼻からすっと空気を吸い上げて、しっかりお腹から声を出しましょう。
スポンサーリンク
関連ページ
- 子供の滑舌の練習
- 練習:サ行
- 練習:ラ行
- 練習:カ行
- 練習:タ行
- 練習:ナ行
- 練習:歌
- 練習:セリフ
- 練習:文章
- 練習:早口言葉
- 発声練習
- 簡単トレーニング
- 割り箸を使ったトレーニング
- 本を使ったトレーニング
- トレーニング教室
- 幼児のトレーニング
- アプリを使ったトレーニング
- 体操
- 母音法
- ガムを噛む
- すぐに良くする方法
- 音読の効果
- 外郎売り(ういろううり)の口上
- ツボ
- グッズ
- ストレッチ
- セミナー・講座
- ボイストレーニング
- 話し方
- 練習:マ行
- 練習:ザ行
- 練習:や行
- 練習:い段
- 「き」が言えない
- 「ち」が言えない
- 「つ」が言えない
- 「し」が言えない
- 「り」が言えない
- ストロー
- ティッシュ
- 滑舌ゲーム
- 音読・朗読の効果
- 五十音を使った練習
- 腹話術
- 滑舌調音とは
- 即効性のある改善法