滑舌と骨格

滑舌と骨格

滑舌と骨格

滑舌の悪さの原因は骨格という場合もあります。骨格は歯並びにも関係してきますが、治せるものではない場合もありますので、それを補う練習が必要です。

 

今回は滑舌と骨格について説明します。

 

滑舌と骨格

(1) 骨格の問題で滑舌が悪くなる場合

歯並びが悪い程度であれば、歯列矯正で治すこともできますが、骨格そのものが原因の場合、直接骨格を治すことができません。骨格の問題で顎が開きにくいなどの問題がある場合は、それを補った発音練習をしなければいけません。

 

(2) 骨格の悪さを補う発音練習をする

顎が大きく開けないなど、骨格が悪くて声が出しにくい場合は声がなるべく通るような練習をしましょう。姿勢をよくして、喉を開き、お腹から口の先までの声の通り道を広くします。

 

猫背だったり、立った時の姿勢が傾いていたりするのも、声が通りにくくなる原因になります。真っ直ぐ背筋をピンと立てて、胸を張って、腰で重心を支え、両脚でしっかりと立ちましょう。歌う時によく言われることですが、肩の力は抜いてリラックスします。その状態で、腹式呼吸でしっかりとお腹に空気を溜めて、真っ直ぐ吐き出しながら声を出します。

 

骨格が原因の場合は体に負荷をかけないように気を付けましょう。無理をして大きく口を開けようとして顎関節症などになってしまっては元も子もありません。自分のできることから滑舌を改善していく方法を探すのも大事です。

 

骨格が滑舌に影響する場合は補う練習をする

骨格は持って生まれたものですから、治しようがないのも現状です。それならば、骨格によって滑舌のどういったことに影響が出ているかを明確にし、骨格を変えるのとは別の方法できれいに発音できるように練習すればいいのです。

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