滑舌が治らない場合
ここまで紹介してきた方法をやってみたけど滑舌が治らなかったという方もいるかもしれません。滑舌は一朝一夕に治るものではありませんが、長い期間をかけてもどうしても治らないということもあります。
今回は滑舌が治らない場合について説明します。
滑舌が治らない場合
(1) 沢山練習しているのに発音がきれいにならない
舌回し運動もやったし、ストローやティッシュを使った練習もやった。滑舌がいい人の発音を聞いて真似してみることもしたし、ゆっくり話すように心がけている。それでも、滑舌がよくなったようには思えないし、相変わらず他人から聞き返される。そんな方もいるでしょう。でも、落ち込まないでください。滑舌はすぐによくなるものではありませんし、練習量が上達に比例するものでもありません。
逆に言えば、治らない治らないと思っているといけないということです。なにも、一流のアナウンサーのような美滑舌で話せるようになる必要はないのですから、自分の苦手な発音を一つか二つ見つけ出して、それを重点的に練習するなどして効率を上げていきましょう。
(2) 滑舌のよさだけが全てではない
他人とのコミュニケーションは滑舌がよくなることだけでスムーズになるものではありません。どんなに舌が上手に動かせても、相手が聞き出したいことを自分が言っていなかったら何度でも聞き返されることだってあります。不安になったり、焦ったりして、思ってもいないことを言ってしまう方が問題です。
相手に伝えたいことがはっきり決まっていて、それをちゃんと口に出して言うことができたら、滑舌が悪くても他人とのコミュニケーションは円滑に回っていきます。
話すことを楽しむようにする
滑舌に不安があると、話すのが嫌になってしまいがちです。どうせ言っても伝わらないと思ってしまうと、声も小さくなり、相手も聞く気が失せてしまいます。噛んでも、聞き返されてもいいから話をしてみるようにしましょう。滑舌の悪さなど気にならなくなるかもしれませんよ。
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