俳優の滑舌トレーニングについて
俳優を目指す場合、滑舌トレーニングは必ず必要になります。小さい頃から専門学校に通って演技を学んできたのなら、滑舌は自然と身についているものですが、そうでない場合、どうしても滑舌に悪い癖がついているのです。
今回は俳優の滑舌トレーニングについて、紹介していきます。
俳優の滑舌トレーニング
(1)まずはストレッチと発声練習
役者の場合は体全体のストレッチを行なってから、滑舌のトレーニングを行ないます。
役者にとって、滑舌トレーニングは稽古の一環です。滑舌トレーニングだけを目的として、稽古場に集まることはほとんどありません。
演技の練習を行なう場合、多かれ少なかれ体を使って役を演じることになります。
ケガを防ぐためにも、ストレッチと発声練習を行なってから、滑舌練習を行ないましょう。
(2)俳優の早口言葉
俳優の早口言葉には以下のようなものがあります。
- 東京特許許可局 許可局長の許可(×5)
- 新人手術師 手術中(×5)
- あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ
※五十音をすべて行ないます。母音の順番はア行と同じです
(3)ボイストレーニング
ボイストレーニングは特に舞台俳優に必要とされるトレーニングです。
舞台演劇の場合、基本的にマイクは設置されていません。地声で観客席の奥までセリフを響かせる必要があります。
滑舌よく喋ることだけでなく、声量も必要とされるため、ボイストレーニングの一環として、腹筋や背筋、腕立て伏せ、ジョギングなどの筋トレを行なう場合もあります。
声量を大きくするために必要な筋肉は喉の筋肉ではなく腹筋です。俳優の演技は基本的に腹式呼吸で行なわれます。日常的に腹式呼吸を行なうよう意識しておきましょう。
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